「旧、大沢小学校」見学・研修会に参加しました。

「サンプルーン」の収穫時期。

遅れていた「ダイコン(大根)」の種まき、朝飯前に決行しました。
例年、5日前には済ませているので、今日がタイムリミットでしたから…。
隣の果樹園では、主流のプルーン・「サンプルーン」が収穫期を迎えています。

プルーンは、佐久地方の特産ということで、今日、「ひろば」では、「プルーンのたね飛ばし」が行われます。
用意した、秋・冬野菜の種子は、2種類の大根をはじめ、菠薐草小松菜です。

種まきは、小一時間で済み、これで一安心です。
次に待っている畑作業は、「サツマイモ(薩摩芋)」掘りです。

恒例の地域研修会に参加してきました。
佐久市大沢地区に残る文化財「旧、大沢小学校」です。
文化財保存会会長の説明によると、建築の特徴は明治中期特有の構造をもった洋式の建物です。
ガラス窓は輸入品で歪みや空気が封じ込められ、往時を彷彿とさせます。
地元産の木材をふんだんに使った造は堅牢、今もほとんど狂いが無いとか…。

校舎の両わき、校舎すれすれに立つ常緑の古木が、すぐに目に入りました。
直感的にこれは、「校舎竣工の記念樹」ではないか…?
「常緑の樫(かし)」の木でもあり、今まで伐られずに大切にされていることから…?
展示されている写真、それぞれの時代に写っている木の高さや太さからも、
明治26年に建立・竣工の記念樹とみることができそうです。
保存会の方に、調査していただいきたいと願っています。

職員室に残る、大給恒(おぎゅうゆずる)書による扁額も、かなり古い貴重なものです。
また、閉校の日に書かれた、子どもたちの成長を祈念する板書が胸を打ちました。
「大沢小学校」の文字が、旧字や俗字で書かれていることも興味がありました。
続いて、「学制」発布後の学校・校舎の変遷、「文明学校」・「長命寺」などの現地を案内していただき、子どもの教育に寄せる村の人たちの熱意を感じました。
特に、「長命寺」の変遷に関わる村人の信仰心には、頭が下がりました。
またその場所に、「十九夜講」で集った女性たちが、「月待ち」をした様子が目に浮かびました。
「十九夜」の集まりは、今でも、月待ちには関係なく行われているそうです。
東の方向に開けた小高い場所は、「お月見」には絶好条件です。
中秋の名月」が近づいています。
家族みんなで、「お月見」をして欲しいですね。
昼食は、臼田の町で有名な「れもん」、妻に羨ましがられました。
「地域研修会で、地域のお宝を探し、地域の活性化、子どもたちの郷土愛につなげよう…」
「高齢の者しか知らない地域のお宝、後世に伝えていく責任がある…」
この会の会長、副会長のそれぞれの挨拶が、説得力にあふれていました。
帰宅して、ゲッカビジン(月花美人」の蕾の様子を観ました。
孫娘に、物差しを当ててもらって撮りました。

この分だと中秋の名月に合わせて、咲いてくれそうです。
乞う、ご期待!!です。
「八月十日」のお月さまが、中空にかかりました。(17:45)
まだ明るい空に、光っています。

アメダス、最低気温は17.3度(4:30)、最高気温は28.3度(14:20)でした。