読書の秋、新海誠さん講演会に参加…。

新海誠さん講演会の案内リーフレット。

厳しい冷え込み、強い霜が降りたようです。
日が差し始めて、雨降りのように、屋根の霜が融けて流れます。
アメダス、最低気温は氷点下0.8度(6:20)、今日も「小春日和」の予報です。
土曜日の7:32、ラジオは「落合恵子の絵本の時間」。
枝先に「木守り」が…、祖母は「木守りさん」と、さん付けで呼んでいたそうです。
「来年もまた、実をたくさんつけてください。」
我が家でも、柿の木に感謝とお願いを込めて、「守り柿」を残しています。

紹介された絵本は、『くさむら』です。
早速、ネット予約すると、「一人待ち」のメッセージ…。
隣の草原、今朝は真っ白に霜が降りて、日が当たった所だけ霜が融けています。

以前にネット予約した絵本を、佐久市立図書館に借りに行きました。
駒場公園の木々は紅葉して、早くも落ち始めていました。
借りてきた、2冊の絵本です。

ちょっとかわった野ネズミ、フレデリック…。
冬支度は、ただ食べ物をストックするだけじゃいけない。
心の充実というか、知恵を蓄えておくことも大切なこと…。
絵本は、大人にも、考えさせてくれますね。
また、おおきなおなべが空を飛ぶなんて、愉快なお話です。
午後は、今をときめく時の人、アニメーション監督・新海誠さんの講演会に参加してきました。
今回の講演会は、平成28年度図書館講座として、佐久市立図書館と佐久市PTA親子文庫の主催で行われました。
最新作『君の名は』が全国大ヒット中です。

アニメーション映画は、高齢者世代には縁遠く、実際に映画を観た後は、正直、ついていけない…、感じでした。
講演で、アニメ映画の制作過程を、実際の映画のシーンを紹介しながら説明してくれました。
昔話の成り立ちは、「異界へ行って、また現実に戻り、少し変わっている。」
また、アニメーション映画は、映像だけでなく音楽や音声などとの総合作品であることが分かりました。
講演を聞いてから、「やはりもう一度、アムシネマに出かける必要があるなー…。」
講演会の後、ロビーで文庫本の小説・『君の名は』を求めました。
映画とどう関わっているのか、頭の体操として、興味がああります。
新海監督は、南佐久郡小海町の出身、自分と同じ野沢北高校卒業生。
「次世代の宮粼駿」と期待される監督が、同郷佐久の出身であることに、親しみと誇りを強く感じました。
素晴らしい、読書の秋の一日になりました。
夕方・黄昏(たそがれ)は、「誰そ彼は」が語源とか…。
確かに、現実と異界との間(はざま)かも知れません。
宮沢賢治の『注文の多い料理店』序文が、ふっと頭を過ぎりました。
「〜これらのわたくしのおはなしは、みんなはやしや野原や鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。」
昨夕と同時刻に、西空を見上げました。

「十月六日」のお月さまは、太めのバナナになっていました。(17:07)
アメダス、最高気温は20.7度(14:50)、立派な「小春日和」でした。