映画「うさぎ追いし」を観賞…。

融けずに残った、雪の帽子。

アラームで5時起き、外に出るとどんより曇り空で、。残念、お月さまは見えません。
寝床で、ラジオの気象予報士が「東京は快晴、細い月と近くに木星が…」と報じました。
長野県は「濃霧注意報」、これでは無理です。
土曜日の7:32は、「落合恵子の絵本の時間」、最初の言葉は…。
「被災地にも、真冬がためらわずにやってくる…、ご自愛ください。」
紹介された絵本は『こんとあき』、ロングロングセラーの絵本だそうです。
佐久市立中央図書館にネット予約をすると、二人待ちでした。(一人待ちは自分だけ)
草木に積もった雪は、融けずに残ったままです。

昨日付の新聞には、季節外れの大雪について、大きく報じられていました。
見出しには、急な雪 首都圏混乱
 観測史上初11,月積雪

長野版には、今季初 本格的な積雪
飯田、諏訪で11月最深
佐久でも、11月の大雪は珍しいことです。
南岸低気圧による大雪は、本来、春先に降るドカ雪で、「上雪(かみゆき)」の名で怖がられます。
今日は、チケットをいただいて勧められた映画、「うさぎ追いし」山極勝三郎物語を、同伴で観賞しました。

上田市出身、山極勝三郎の人工癌発生の業績については、知っていましたが、映画はやっぱり説得力が大きいです。
案内リーフから、一部を引用します。
「癌が作れれば、癌は治せる」
100年前。
世界が驚く実験を成功させたのは、
信州上田生まれの病理学者だったー
ノーベル賞の栄誉より、万人の幸福を願う
癌研究の先駆者・山極勝三郎の魂。
その壮絶な生涯。
長野県上田市が生んだ偉人の知られざる人生と偉業を、実力派たちが豪華競演!
その“夫婦愛”と“郷土愛”に胸が震える珠玉の1作
遠藤憲一の眼力は、「真田丸」の上杉景勝と同様に素晴らしい。
水野真紀は、藤沢周平:「蝉しぐれ」のはまり役を思い出させました。
小生は以前、現上田市に5年間暮らしたこと、上田城跡内の胸像を見たことがあります。
彼の生き様・業績を改めて知り、誇らしく感じました。
合併10周年記念作品は、大河ドラマ真田丸とともに、上田市はじめ、長野県にとっても、忘れられない作品になりました。
お昼頃には、空はすっかり晴れて青空…、でも、空にあるはずの細くて白いお月さまは、見えませんでした。
部屋にも日が差し込んで、朱赤色の「クリスマスカクタス」の花が、まさに燃えるようです。

午後、縁側で日向ぼっこをしながら、やり残していたマメこなし(熟し)をしました。
はねだしの黒豆を、炒り豆にしました。

豆殻は、注連縄材料の一部に使おうと思います。
アメダス、最高気温は7.5度(12:30)、穏やかな一日でした。
明日は、一日中雨降りの予報です。