昨夜、就寝前(23:09)に見た「十六夜」の月、今朝も残っているはず…。
残念、そうは問屋が卸しません。
早朝には雪空に変わり、朝には積雪、雪が舞っています。
アメダス、最低気温が氷点下4.3度(7:50)、日中も氷点下の気温の予報です。
出窓あたりから「ロウバイ(臘・蝋梅)」の独特の香りが…。
旧暦の十二月、異称「臘月」も残り半分になりました。
外では、膨らんだ蕾が寒空に耐えています。
今降っている雪は、正真正銘「冬型の雪」で、サラサラの粉雪です。
常緑樹「ジンチョウゲ(沈丁花)」に、雪が積もっています。
近寄って観ると、粉雪であることが分かります。
テレビで、「松本の凍りもち」が紹介されました。
乾燥して仕上がる頃、道の駅に並ぶそうです。
何故か、佐久地方では作られないので、魅力的です。
今朝の読売新聞に、斎藤孝さんの顔写真…、『知性の磨き方』著者としての、興味深い記事がありました。
成毛眞の新読書スタイル 話題の著者と対談
見出しに、知性とは「冷静な判断力」
知性の中に胆力があってもいいと思い、西郷隆盛を扱った章で紹介させてもらいました。ヘソの下、指3本くらいの奥にあるいわゆる「臍下丹田」に意識を置いて息をフーっと吐くことによって、ざわついた世の中で自分のところだけは静かでいられる。慌てそうな時に息をフーっと吐けば、おなかの下に自分がどっしりとしている感覚がある。その感覚を繰り返していくうちに、感覚がむしろ習慣となり、さらに技となり、息を吐くことで、本番であたふたすることなく、ちゃんと力を発揮できる。西郷隆盛は人格が胆力そのもののようでした。その胆力に多くの人が憧れて結集した。勝海舟の回顧録『氷川清話』の中でも、勝が西郷の「大胆識」、つまり「腹からわき出る知性を高く評価するくだりがあります。(以下略)
齋藤孝さんといえば、ずっと以前に「宮沢賢治セミナーin戸隠」で、講演をお聞きしたことがありました。
その際に、相撲の「蹲踞(そんきょ)」について、実際に体験した覚えがあり、「臍下丹田」もあったような気もします。
また、講演会が終わって、著書:『宮沢賢治という身体』にサインをいただきました。
改めて読んで、「賢治を読む会」で紹介します。
午後になって相変わらず、雪が舞っています。
数センチほど積もった雪が、風に飛ばされています。
アメダス、積雪データが発表されますが、吹き溜まり場所ではそれ以上の深さに積もっていることを、気象予報士が警告しました。
これも若い頃、弟と一緒に高峰スキー場に出かけました。小諸駅からJRバスに乗る予定でしたが、大雪のために運行中止とのこと…、若いとは、凄いですね。バスが出ないなら、歩いて行こう…。スキーを担いでバス道を登ると、ヘアピンカーブの場所は、雪の吹き溜まりができていました。これじゃ、バスが出ないわけだ…、納得。2時間ほど歩いてところで、諦めました。
スキーを履いて雪道を滑り降り、笑い話となりました。
午後も相変わらず、雪が舞っています。
散髪屋に行くにはいい天気、でも、風邪を引かないように気を付けないと…。
アメダス、最高気温は氷点下3.3度(13:00)、呆れるほどの「真冬日」でした。
明日も一日中雪だるまマーク…、「真冬日」になる予報です。