研修二日目、横須賀方面へ…。

変わり咲き、「墨田の花火」(29.6.2)

お宿の民宿「さんご荘」で、野鳥の鳴き声に目覚めました。
姿は見えず、種名が分かろうはずがありませんが、声の名鳥・「クロツグミとして、耳を傾けていました。
旅から戻り、「クロツグミ」をユーチューブ・「野鳥動画図鑑」で、確認しました。

聞き做しは、“キューロ、キョコキョコ、キュロキュロ、ツリー”など…。
山岸哲:『聴いて楽しむ 野鳥100声』に、よく響く美声の「森のプリマドンナ」と紹介されています。
朝食前、清々しい海風を受けながら、辺りを散策しました。
変わり咲きの「アジサイ」に出会いました。
お宿のご主人に尋ねると、「墨田の花火」を植えたということでした。
城ヶ島」に名残惜しみ、研修地・横須賀方面に出発しました。
「ペリー記念館」、有名な「久里浜」、1863年嘉永5年)にマシュー・ペリー提督が黒船を率いて浦賀に来航した際、上陸の地が久里浜であったことから公園が整備され、横須賀市の市政80周年の1987年(昭和62年)の開館されました。
矢継ぎ早の質問に、案内人が丁寧に答えてくださり、居ながらにして上陸現場に立っている気分になりました。
佐久間象山吉田松陰なども山の上から見物していたとか…。
天下の大事件であったことが、偲ばれます。

「記念艦 三笠」も見学しました。

観覧券の解説文を、一部引用します。
 「三笠」は日露戦争中、東郷平八郎大将が指揮した連合艦隊の旗艦であり、明治35年5月27日の日本海海戦において、ロシアのバルチック艦隊を38隻を撃滅する功績をたてて日本の独立と安全を確保し、その後の日本が繁栄する基本を作った記念すべき戦艦です。(以下略)
帰途、圏央道」の開通により、渋滞に巻き込まれること無く、順調に佐久の地に戻りました。
黒黒とした「浅間山」、その白い噴煙を目の当たりにしてほっとする気分…。
西日を受けて光る、新緑の樹木、苗が根付いた青田…、故郷の素晴らしさを改めて実感しました。
帰宅し、「午前中に急な雷雨、降雹…大荒れだったよ。」妻の開口一番の報告にびっくりしました。
アメダス、最低気温は13.5度(5:30)、最高気温は22.1度。
雨量、7.0ミリ(2〜4時)ありがたい「お湿り」でした。
夜には、「五月八日」のお月さまが西空高くかかりました。(21:26)

研修バスツアーのまとめとして、5択設問(Q1〜Q10)を記しておきます。
バスに乗車し、朝の会が済んだところで用紙が配られました。
Q1:ウイリアム・アダムスの日本名の名字は?
Q2:豪族三浦氏が活躍したのは何時代?
Q3:横須賀港は何港?
Q4:三浦氏を攻め滅ぼしたのは?
Q5:ウイリアム・アダムスの母国は?
Q6:城ヶ島の雨の作曲者は?
Q7:三崎港の水揚げナンバーワンは?
Q8:三浦大根の平均的な重さは?
Q9:城ヶ島灯台の建立は?
Q10:横須賀菖蒲園の菖蒲の品種数は約?
研修旅行のテーマ・キャッチコピー
三浦半島の旅〜三浦半島の歴史・文学・花・魚の再発見
予め郵送された「資料・栞」での事前勉強がどうだったかが問われたのです。
夜の宴会で、100点満点の4名が紹介され、副賞は「おせんべい」。
会場は、拍手喝采でした。