野良土産は、「クワイ(慈姑)」っ玉…。

今年最後の月。(29.12.1)

今年、最後の月、一日一日の大切さを思います。
「濃霧注意報」なのに、すっきり晴れて朝日が輝いています。
アメダス、最低気温は0.4度(7:31)、日中は暖かくなりそうです。
読売新聞トップページに、宮沢賢治」、馴染みの顔写真(林風舎)が…。

◀賢治「とてちてけんじゃ」秘録
すぐに36面を開くと、見出し、妹が見た「永訣の朝」 賢治の詩シゲの回想録見つかる
 詩人で童話作家宮沢賢治(1896〜1933年)の妹が、岩田シゲ(1901〜87年)が、賢治や宮沢家にまつわる出来事をつづった回想録が存在することがわかった。「あめゆじゅとてちてけんじゃ(雨雪を取ってきてください)」という言葉で知られる賢治の詩「永訣の朝」につづられた、上の妹トシ(1898〜1922年)の臨終の様子も詳細に描いている。これまで公になっていなかった回想録は、賢治の実像を身近な家族の視点で伝える貴重な資料といえる。(中略)
 「永訣の朝」の日の情景が書かれているのは、「姉の死」と題した1編。「大正十一年の十一月二十七日、花巻はみぞれでした。という書き出しで、肺結核のため、24歳で亡くなったトシの臨終の日の家族の様子を振り返る。
 この中でシゲは、トシのために雨雪を取りに出た賢治に同行したことを明らかにし、「ビチョビチョと降る雨雪にぬれる兄に傘をさしかけながら、(中略)緑の松の葉に積もった雨雪を両手で大事に取るのを茶碗に受けて、そして松の小枝も折って、病室に入りました」と回想。
 また、トシが今度生まれてくるなら「こったに自分の事ばかりで苦しまないように生まれて来る」と言うと、賢治と信仰を巡って確執があったとされる父の政次郎が、賢治らに「皆で(賢治とトシが信じる法華経の)お題目を唱えてすけて(助けて)あげなさい」といったとの記述もある。(以下略)
 ところで、佐久・賢治を読む会では平成二十三年に、会員文集『ひきざくら第三集』を、発行しました。
 前年・平成二十二年の「偉人自筆カレンダー」、三月に「宮沢賢治の永訣の朝」がありました。
会員・岡本とも子の投稿、「永訣の朝」に思うのページに、挿絵のように載せました。

幸運にも、娘の家、新築・「ミサワホーム」発行のカレンダーをいただけました。
日中は、ー風もなく穏やかに晴れてきました。
昨日は曇って日延した、「景観形成保全作物水田」の片付け作業に出かけました。
いわゆる「休耕田」を遊ばせておかずに、何かを育てようというわけ…。
今年は、古代ハス・「大賀ハス」作りに挑戦したのでした。
向田(むかいだ)田圃は、すっかり冬景色…。

来春までに、畦板を深く埋め直して土手を補修します。
池の水が凍る前に、できるだけ済ませたいと始めました。
草避けに敷いた南京袋が埋まっていて、作業が難渋…。
深く掘ったので、クワイ慈姑)」の球茎が採れました。
小粒だけれど、来春の種芋になりそうです。

午後は、近くのドラッグストアに買い物に…。
それと、年末の声を聞いて、「ごったく部屋の片付け」にも…。
夕方は曇って、お月さまが見えず…。
1時間待ったら、「十月十四日」のお月さまが煌々と照り輝いていました。(18:19)

アメダス、最高気温は11.0度(15:27)、予想外の「小春日和」で助かりました。