「佐久の季節便り」、栗が熟れ、野山は秋本番に…。

「濃霧注意報が、長野県佐久地域に…」

県内では、標高の高い「高原地域」のためです。

西空には、昨夜・十七日のお月さまが白く残っています。

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アメダス、最低気温は12.6度(6.10) 、天気予報は、「晴れ、時々曇り、朝には霧が発生…。」

今日は、内山牧場・「大コスモス園」に、佐久ケーブルテレビ局の取材でした。

「軽トラ」で、山道を走行すること30分、意外に短時間で、到着しました。

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標高、1200メートルの高原、コスモスの開花は、里より花期は遅れて、5分咲き…。

開口一番、「青空に秋の雲…、素晴らしい、コスモス日和です…。」

「青空」」や「物見山」を背景に広がる、「コスモスのジュータン」は、里では味わえないスケールです。

佐久市の花」に指定されている「コスモス」、市民には、是非訪れてほしい、「大コスモス園」です。

花の近くに寄って、観察を楽しむことも、お勧めです。

8枚の舌状花整然と並ぶ様子は、「コスモス」の名前の示す通り、「宇宙」「秩序」「調和」を連想します。

花の中心・多数の筒状花の群れは、花粉で黄色く見え、蜜蜂や虻(あぶ)が飛んできました。

これらの花が結実し、無数の種子になるのです。

数多い花のうちには、個体差が観られます。

風変わりな花を探すのも、観察の楽しみです。

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「野菊」や「野薊」は、里より色が鮮やかです。

「竹似・煮草(たけにぐさ)」の果実は、茶色に熟し、風に吹かれてカラカラと…。

病床の宮沢賢治は、音を聴いて秋の深まりを感じ、詩に詠みました。

「ひろば・賢治ガーデン」にも、植栽があります。

帰宅し、裏道わき花壇を観ると、「変わり咲きコスモス」が風に揺れていました。

通りがかりのご近所さんも、日頃から、目敏く気づいていました。

「来年も、この花が観られるといいな…」、期待と疑問を話してくれました。

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朝、山の車窓に落ちていた「山栗」、5分間ほど車を止めて拾ったものです。

小粒ですが、山の幸を味わいました。

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金曜日は、「ひろば」のボランティア活動日…。

遅れ馳せで、様子観てきました。

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アメダス、最高気温は25.2度(15:12)、「夏日」,爽やかな秋の日でした。