二十四節気・「小書(しょうしょ)」、書中らしい天気が続いています。
寝苦しい朝、5時少し前に目覚めました。
空には雲が広がり、夜明け前の静けさです。
新聞を取り、寝床で読んでいると、ぽつりぽつちと雨音がしました。
読新聞社説は、安倍元首相死去 国家的な損失をどう回復する 一部を引用します。
国際社会に残した足跡がいかに大きかったか。世界中の首脳が発表した安倍元首相への追悼のコメントが、そうした事実を物語っている。(中略)
安倍氏の発疹力や交渉力は、安倍氏の力量によるものであると同時に、平和で安全な
経済大国・日本の指導者という立場に支えられていたということも、忘れてはならない。その一つである「安全神話」は崩れてしまった。
各国からは「日本でこんな事件が起きるのか」といった驚きの声が上がっている。日本は今回の事件で、大事な指導者と、安全な国というイメージの双方を失った。二重の国家的損失だ。
政府は、この事実を重く受け止め、国内の安全確保に力を尽くす必要がある、低迷する経済を立て直すととこに、国際貢献を強化して、日本の国力を底上げしていくことが不可欠だ。(以下略)
アメダス、裁定気温は20.7度(5:11)「曇り時々晴れ、ところによっては、雨…」、「大気の状態が不安定…」 、同様な予報が続いています。
「巴草(ともえそう)」が咲き始めました。
名前の通り、巴型に並ぶ花のつくりが面白く、お気に入りです。
オトギリソウ科植物の特徴ですね。
これまた、名前の面白い「紅花・末摘花」です。
『広辞苑』に、(茎の末に咲く黄色の頭花を摘み取って染料の紅をつくるからいう)とあります。
「末摘花(すえつむはな)」は、「源氏物語」」にも、人名で登場しますね。
昨日 、「第二賢治ガーデン」・「陸羽132号」稲を取材を受けました。
平成二十三年に、30周年記念文集・『ひきざくら 第三集』を発行しました。
寄稿した、宮沢賢治ゆかりの稻、「陸羽132号」から、一部引用します。
「陸羽132号」は、大正3年に秋田県の農業試験場で、初の人工交配よって生まれた。冷害に強く食味も良い品種でした。(その後、選抜・育成、大正10年に命名)
賢治さんが、この素晴らしい稲に注目しないはずがありません。東北地方各地の農家を回、栽培を奨励し肥料相談を積極的に進めたのでした。
国語教材にもなっている作品、「あすこの田はねぇ」があります。「陸羽132号」が登場していることを知った時の感動は、今も鮮明です。読むたびに、賢治さんが目の前にいて、自分を励ましてくれていることを実感するのです。(以下略)
ネット検索で、「あすこの田はねえ」の文学碑が建立されていることを知りました。
また、訪れて見たいです。
「雷注意報」の今日も、降りそうで降らない天気でした。