「佐久の季節便り」、軒先に「氷柱(つらら)」が、そして「雪崩(なだれ)」に…。

「雪降りの翌朝は、凍(し)みる…」、佐久地方に昔から言い伝えられてきました。

今朝も晴れて、その通りの厳しい冷え込みです。

アメダス、最低気温は、氷点下9.7度(6:57)、予報よりだいぶ低い気温です。

簡易乾燥機の「🍠・干し芋」が、「氷芋」になっています。(7:44)

朝のお茶でいただくと、意外な食感なんですよ。

8時を回って、日が差し始めても、氷点下5度…。

昨日の雪が、軒先に「氷柱」になって、日を浴びています。(8:21)

昨日の積雪が波板を滑り、跡がくっきり付いて面白い造形です。

凍り付いていますが、今にも、どさっと落下しそうです。

よみうり寸評<2・6夕刊>引用します。
雪に「不香(きょう)の花」の異称がある。雪を香りのない花と例える美しい言葉だが、その見え方は時と人にもよるだろう。中原中也の詩「生ひ立ちの歌」を思い出した◆幼年時に<私の上に降る雪は/真綿のやうでありました>。23歳までの成長とともに比喩は霙、霰、雹、吹雪と、激しくなっていくが、24歳で雪は<しめやか>になり、<花びらのやうに降ってきます>と愛情がこもる◆きのうから東京都心などで大雪となった。凍結した路面で転倒や車のスリップが相次ぎ、交通機関が乱れた。除雪にブーツ、冬タイヤ…と、朝から外出に難渋された方もおられよう◆今降る雪は何に例えられるだろう。受験生には霙か、霰か。厳しい被災地の光景と重ねた人には、猛々しい吹雪いかもしれない。<梅の木にふりかかりたるその雪をはらひてやれば喜びのみゆ>。春待つ心境を詠んだ中也の短歌が、ふと脳裏を巡った◆都心の雪は峠を超えたとはいえ、今年の冬は気まぐれである。少しぐらい白い花びらの風趣を味わえるといいのだが。

融け始めた「氷柱」が、お昼頃になると、積雪の塊とともに滑り落ちました。(11:46)

まさに「雪崩(なだれ)」現象です。

 

話題面 朝ドラ・ブギウギ 新たな展開を迎えています。NHK(5日〜9日)引用します。

 愛子が生まれて3か月、スズ子は愛助がいなくなった寂しさを感じつつも、娘とともに気丈に過ごしていた。山下はそろそろ仕事を再開してはどうかと提案するが、慣れない子育てに追われ、スズ子はそれどころではない状況だった。ある日、坂口が訪ねてきて、トミがスズ子に話をしたいと、大阪からやってくると伝える。

 スズ子は羽島を訪ね、新曲を作ってほしいと頼む。珍しくスズ子からリクエストがあったことに羽島は戸惑うが、「助けてほしい」というスズ子の思いを受け、新曲の作曲を受けることにする。一方、麻里は、スズ子が一人きりでの子育てに疲れているのではないかと心配する。

 そんなある日、愛子が熱を出し、スズ子は夜中に病院に駆け込む。麻里もスズ子から知らせを受け、駆けつける。

 その後も、「雪崩」現象は何回も起きて、軒の積雪は無くなりました。

 庭先の除雪も済んで、家周りは歩けるようになりました。

 

アメダス、最高気温は、3.8度(14:00)、最大風速は南の風1.6メートル(5:30)でした。

明朝は、氷点下二桁に下がる予報です。

就寝前に、井戸ポンプを動かし、井戸水を汲み上げます。

少しでも、ポンプ内の凍結リスクを減らすことです。