「佐久の季節便り」、「春のお彼岸」に、北西の風7.0メートルの寒風が吹き荒れて…。

夜通し、風音がしていました。

室内3箇所の温度も、昨朝と同様に高いです。

アメダス、最低気温は、0.4度(5:59)、辛うじて、プラスの気温です。

「西高東低」の冬型気圧配置で、冷たい北風が吹き荒れ、気温は上がらない予報です。

花壇のクロッカス、無惨にも花びらが散らかっています。

やはり、犯人は「雉鳩・山鳩」の仕業と思われます。

昨日、「クロッカス」の開花です。

今日は通院日で、いつものように、カレル・チャペック:『園芸家12か月』で、長い待ち時間を潰しました。

久しぶりに、採血もありました。

「3月の園芸家」続きを、引用します。

 われわれ園芸家にとっては、農夫たちの格言もばかにできない。われわれは今でも「聖マチア」が氷を割る」のだと思っている。聖マチアに割れない場合は、天の大工である聖ヨゼフが

割ってくれると思っている。「三月にはわれわれはストーヴのうしろにもぐりこむ」ことを知っている。わたしたちは五月半ばに霜害をもたらす三聖人の話を信じ、春分を信じ、「聖マリアのお潔めの日に陽がさせば春が遅れる」とか、「聖メダードの日に雨が降ると、その雨は降り続く」とかいったような諺を信じる。天候のために、むかしから、どんなに人間がひどい目にあわされてきたかということが、これらの諺でわかる。要するに農民たちの格言は、たいていの場合、かんばしくないことや、不幸なことをわたしたちに予言しているのだ。だから、天候でひどい目にあわされながら、それにもかかわらず、毎年、春を歓迎してお祝いをする園芸家たちがいるということは、人類の楽天主義がいかに不滅であり、不思議な力をもっているかという証拠なのだ。(明日に続く)

 

さて、今日は、旧暦:二月九日、「上弦」の月の翌日の月は、さらに東に移動しているはず…。

午後、まだ日があるうちに、空を見上げました。

月の円弧が上向きになる様子を、観たいのです。

東を向いて、天頂を見上げると、バッチリでした。(15:48)

アメダス、最高気温は、6.3度(12:38)、最大風速は、北西の風7.0メートル(14:10)。

来館温度も下がり、寒い一日でした。