「二十四節気」・「小満(しょうまん)」の声を聞いて、早くも三日…。
七十二候の初候:「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」
「桑」の葉も、遅霜の心配から解放されたということです。
アメダス、最低気温は13.1度(6:09)、曇りの予報ですが、日照も期待できるようです。
昨日、土手から採集してきた野草・「春紫苑(はるじおん)」の切花です。
改めて観ると、意外な可愛らしさと美しさです。
紅の濃い株もあって、種が異なるのかとも感じます。
開花前の頭花が項垂れるのも、控えめな感じで好ましいです。
花びらは糸状で、繊細な感じもします。
この感じは、絵では表現できないかも知れません。
赤花と白花とのバランスも面白いです。
「春紫苑」は、土手や畑に生えていても、あまり苦になりません。
実際、あまりの可愛らしさに、刈り払いを遠慮して、残すことだってあります。
近縁種の「姫女苑(ひめじょおん)」とは、全く逆の扱いになります。
こちらは、1本でも刈り残そうものなら、叱られてしまいます。
明日のFm放送でも、話題にします。
よみうり寸評 (5・21夕刊)引用します。
初々しい若葉が少しずつ色を濃くしている。少し遠出をすれば、水田にきらめく早苗が美しい◆宮沢賢治は岩手の農学校の教師だった頃「青い槍の葉」と第した詩でイネにエールを送った。<りんと立て立て青い槍の葉/たれを刺そうの槍ぢやなし/ひかりの底でいちにち日がな/
泥にならべる草の列>。我が子を見守るような思いで、天に伸びる苗を槍に例えたのだろう◆
きのう二十四節気の「小満」に入った。陽気盛ん、草木が茂る時節である。生命の躍動を感じ、成長を楽しみたいところだが、近年の異常気象を思うと少し落ち着かない◆キャベツなど野菜の値段が今、高騰しているのは冬からの天候不順が原因らしい。今後は災害級の高温や豪雨の発生にも注意が欠かせない。サムサノナツハオロオロアルキ…当時の悩みは冷害だったが、賢治の「雨ニモマケズ」がやけに脳裏を巡る◆列島は6月中旬までに順次、梅雨入りするという。自然との戦いには万全を尽して実りを待ちたい。槍よ、耐えて黄金色に染まれ。
人間は、自然と共存しなければなりません。
温暖化の原因になることを、日常から避けることにもっともっと努力しなくては…。
「薩摩藷・シルクスイート」の苗、水を掛けて発根を促しています。
薩摩芋の種芋からも「苗」が取れそうです。
朝顔に似た「花」も、咲かせてみたいです。
苗の専門店で、「トマト」や「茄子」苗を求めてきました。
週末の植え付け作業になります。
それまでに、畑の植え床作り作業が急がれます。
アメダス 最高気温は23,0度(14;20)、最大風速は、東北東の風2.8メートル(9:00).
涼しく、凌ぎやすい一日でした。
夜が更けて、10時半頃には「十五日」のほぼ真ん丸月が中天にかかりました。
「満月」は、明日の日付です。「望/22:53」です。