「佐久の季節便り」、「夏椿(なつつばき)」、日本では「沙羅双樹(さらそうじゅ)」とも…

大雨が上がって、今日の空は、昨日の天気が嘘のようにスッキリしています。

ラジオのリスナーのお便り、「早朝に久しぶりに、空に出ている月を見た…」が紹介されました。

今日は、旧暦:五月・皐月(さつき)二十四日、今日のような「梅雨」の晴れ間こそ「皐月晴れ」です。

青い空に白い雲、強い日差しです。

アメダス、最低気温は17.3度(4:46)、よく晴れて、気温は上がりそうです。

縁側に置いた「金柑(きんかん)」白色の蕾が開花しました。

黄色の果実が、今から楽しみです。

今日は土曜日、朝ドラ・「寅に翼」再放送です。

25日付け読売新聞 深読み視聴率 一部を引用します。

 21日のNHK連続テレビ小説「寅に翼」の世帯視聴率はまたも過去最高を更新し、18.1%。念願の「裁判官」になった寅子(伊藤沙莉)が家庭裁判所の仕事に多忙な中、猪爪家で預かった孤児の道男(和田廬)が、寅子の母(石田ゆり子)の遺志をうけて立ち直る姿は涙を誘った。(以下略)

さて、これもラジオで耳にしたことですが、「夏椿は、沙羅双樹とも言う」と…。

今、見頃なので、改めて観察・カメラに収めました。

白色の花は、控えめな感じです。

特徴の、つるつるな幹も撮りました。

愛読書『なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか』(稲垣栄洋)に、解説がありました。

沙羅双樹の代わりにされた柿のナツツバキ 引用します。

よく知られた平家物語の冒頭の一説です。

 祇園精舎は、釈迦が説法をした寺院の名です。この鐘の音が、「この世の現実存在はすべて変化するものであり、永久不変なものはない」と諸行無常を説いているように聞こえるというのです。

 美しい沙羅双樹の花も、やがて色褪せます。このように栄華を誇った平家も、没落してしまったといっているのです。

 沙羅双樹は、涅槃図によく描かれています。

 沙羅双樹の花は、釈迦が入滅したとき臥床の四辺にあったとされている花です。沙羅双樹は春に白い花を咲かせて、良い香りがします。四方に二本ずつ生えていたことから「双樹」と呼ばれています、

 沙羅双樹は釈迦が死を迎えると同時に白く枯れてしまいました。そのようすはさながら鶴の群れのようであったと伝えられています。

 沙羅双樹は、インドに生えるフタバガキ科の樹木です。熱帯原産であり寒さに弱いため、日本ではうまく育ちません。植えられたとしても、花をつけることはほとんどありません。

 しかし、沙羅双樹は仏教では、象徴的な植物です。そのため、日本では、沙羅双樹の代わりとなる植物が植えられています、それがナツツバキ(夏椿0です。

 かつて沙羅双樹を探し求め、山野を歩き回った僧が見つけたのは、このナツツバキだったといわれています。(中略)

 ナツツバキは、樹皮がまだらに剥げて、すべすべすした赤褐色の美しい幹を持っています。

この美しさが神聖な木だと思わせたのでしょうか。

 ナツツバキは常緑のツバキと異なり、落葉樹ですが、一日花です。美しく清楚な花が一日で落ちてしまうことから、仏教の無常感のシンボルとされました。(以下略)

 

午後は、野良回り、刈り払い除草など進めました。

じゃが芋の花は、そろそろ終わりです。

育てている3種の花を、摘んで帰りました。

「キタアカリ」「メークイン」「シャドウクイーン」花です


アメダス、最高気温は、29.7度815:15)、真夏日」並みの暑さでした。

最大風速は、北東の風1.9メートル'(17:40

明日は、午後から曇って雨が…