未明から、強い風に悩まされました。ガタガタ、バタバタ、波板が鳴りました。
起きてみると、やっぱり浅間は雪雲に覆われ、寒々とした景色でした。
でも、小鳥たちは元気いっぱい、カワラヒワがいつものイチョウで枝渡り、「キリキリ、コロコロ」と活動していました。
いよいよ本日、長野でスペシャルオリンピックスが開幕です。
この大会は、故ケネディ大統領の妹さん（３女のユニス・シュライバー)が知的障害のある人たちに、スポーツを楽しむ環境を提供しようと、自宅の庭を開放したことが始まりだそうです。
今回は、世界８６ヶ国２,７００人の選手団が参加して楽しむアジアで初めての大会です。皆と交流しながら精一杯活動することで、自信をもってほしいものです。
因みに、オリンピックスと複数形になっているのは、４年に一度の世界大会だけが目的でなく、そこに至るまでの日常的なトレーニングや交流などにも意味をもたせているからとのことです。
確かに、開幕までのホストタウンやホームステイでの交流の様子を見たり、当人たちと実際に触れ合ってみたりすると、すでに目的が果たされているように感じられて、うれしく思いました。逆に、周りの者の方が勇気を与えられたほどです。
今回、すばらしい活動に触れてみて認識を新たにしました。どうか世の中の人たちも、活躍を見ながら温かく応援していきましょう。
