旧暦「月暦」弥生、十日。午後は、珍しくにわか雨になりました。

yatsugatake2005-04-18

今日も、陽気に誘われて野良仕事に出かけました。
前の里山には、コブシの花がが蝶が群がるように咲き始めていました。「田起し桜」と、呼ばれるように、農作業の目安となっています。ソメイヨシノと開花期が同じで、一年中で一番いい季節ということでもあります。
少し先の休耕田から、野鳥が十羽ほどバタバタと飛び立ちました。見ると、ツグミでした。枯れ草の実でも啄ばんでいたのでしょう。
翼の茶褐色がつやつやと輝いて見えました。昨日の探鳥会で、「夏羽」を教えてもらったばかりです。仲間が群れているのも、旅立ちが近づいてきた証拠だそうです。
エネルギーを十分摂って、元気に旅立ってほしいです。
水口(みなくち)に、掘った池にはショウブ(菖蒲)が、勢いよく芽生えていました。
池の縁を、スコップで掘り広げました。ショウブを栽培して、時期になったら菖蒲湯に浸かろうと今から楽しみにしています。
午後の作業中に、雨がポツリポツリと降り始めました。この雨で、ソメイヨシノが一気に、花開くでしょう。「花散らし」ではなく、恵みの雨となりました。
早咲きの、ゲンカイツツジが開き始めました。写真背景のサンシュユは満開を過ぎて、花の色も褪せてきました。
お月様は、今夜はお預けとなりました。