「立夏」、「こどもの日」。菖蒲湯に浸かりました。

見ごろの「ツクシシャクナゲ」(21.

二十四節気の「立夏」。
連日の曇り空ですが暖かく
(5時に9.1度)、風もありません。
無風なのに、「サトザクラ」の花びらが舞い落ちます。
初夏の花が次々に咲いて、季節の移ろいを感じます。
「ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)」が見ごろ、蕾の濃い赤が初々しい感じです。
そして、「ホンシャクナゲ(本石楠花)」が咲き始めました。

「本」が付くように、花や葉が大きく豪華な感じがします。
それに、花びらの裂片がアズマシャクナゲの5裂よりも多く数えられます。

今日は、風もなく、雨の予報が出ているので、田んぼのゴミ焼きにはチャンスです。
火の用心のためにも、午前中だけの約束で、妻にもお出まし願いました。
「子どもの日」は「菖蒲の節句」とか…、スーパーのチラシに「茨城産菖蒲」の売出しがありました。
田んぼのものは、まだ背丈が伸びていません。
土手には、可愛い「ハルジオン」の花がいっぱいに咲いていました。


豆がらやコスモスや菊芋などの枯れた茎などを燃やしました。
乾燥注意報が続いていたので、よく燃えました。
2時間ほどでやめて、約束どおりお昼には、戻りました。
12時の気温、17.9度。

夕方にも出かけて火の始末をした頃には、東風が吹いて雨模様になってきました。

「菖蒲湯」用には、家の周りの「ショウブ」を使いました。 ヨモギも入れてみました。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、「邪気」を払いました。
さうぶ湯やさうぶ寄りくる乳(ち)のあたり (白雄) これは、実感です。
本日付け「読売新聞」のコラム「四季」(長谷川櫂)に、句が紹介されていました。
一束の菖蒲があればそれでよし 九鬼あきゑ
菖蒲があるだけで、十分に端午の節句らしいというのだ。と、解説があります。
年中行事の良さを感じます。
夜遅く、雨脚が強くなってきたようです。