「月(つき)暦」皐月、朔日。雨風が吹いて、蒸し暑くなりました。

yatsugatake2005-06-07

朝のうちは曇り、今日から旧暦の五月(皐月=さつき)です。
気のせいか、先ごろから咲き始めたサツキの花が、今朝は一層輝いています。
カッコウが、のどかに鳴いています。「カッコウカッコウ、カッカッカ…」今朝は、終わりにおまけつきです。「セロひきのゴーシュ」のカッコウのように…。
裏では、電線上にオナガが一羽。なぜか今朝は群れではありません。「グェーイ」と鳴いた後に、けたたましく警戒の声を発しました。そして、低空飛行をして行く先を見ると、カラスが一羽逃げて行きました。こんなこともあるんだなーと、感心しました。
そういえば、カッコウオナガの巣に托卵します。でも、オナガはお人好ばかりではないそうです。学習によって、カッコウを不利にしているとのことです。カッコウものんびりはしていられないのです。
連れ合い(妻)の実家に、小梅の収穫のお手伝いに行きました。
畑は、つい先ごろと一変していてびっくり。一面にひなげし(虞美人草)の花盛りでした。
今年の梅の実はどうも小ぶりです。花後の遅霜の影響でしょうか?
帰宅して、夕刊のコラムに、偶然そのわけを見つけました。充実期の水不足とのことです。木による粒の大きさのばらつきも、木の“活力”による水分の吸収の差だというのです。
なるほど、作物への天候の影響がよく分かりました。