旧暦、水無月七日。午前中は雨、午後は日が差して真夏日となりました

yatsugatake2005-07-12

朝から、しとしと雨が降り続いています。
鉢植えのネジバナ、らせん状に下から上に向かって、順序よく蕾が開いて行きます。
今朝は、花と蕾とのバランスがよく、見頃になっています。
「みちのくの信夫もじずり誰ゆえに 乱れそめにしわれならなくに」(河原左大臣
「信夫もじずり」は、福島県信夫郡の地から産した乱れ模様の摺り布のことで、草花を捩り摺りつけて染めたもの」だそうです。
ネジバナは、別名をモジズリと言います。いずれの名も、ねじれた穂状花序が由来です。
花は小さいながらもラン科の花らしく、整った美しさで品があります。雨が上がったあと、近くでじっくり観察して、写真にも収めました。
午前中は、トータル4.5ミリのまとまった降水量でした。軽トラシート上にもかなり溜まりました。午後からは日照があり、気温がぐんぐん上がって30.1度と、ぎりぎり真夏日となりました。
夕方、期待していたお月様が雲の間から、ちょこっと顔を見せてくれました。でも、すぐに黒い雲に覆われてしまいました。ほぼ、半月ぶりのことでした。