葉月二十二日。日照なし、午後4時に19.4度、肌寒い日でした。

yatsugatake2005-09-25

今年も、庭の草陰に「コルチカム」の花が頭を擡げてきました。
二、三日前に気付いていたところ、今朝の「趣味の園芸」でも紹介されました。
画像は、数年前の今頃に咲いたものを描いたものです。
白い花茎だけが伸び出して、淡い紅紫色の花を開きます。弱々しい感じの花だけれど、寒冷地の冬にもめげずに、9月の下旬になると、忘れずに決まって顔を出してきます。
改めて植物の不思議な生命力を思わずにはいられません。
球根だけ放っておいても花を開くことでも、有名です。
別名を、「イヌサフラン」といいます。今朝の放送では、「裸の貴婦人」ともいうとか?
また、種子に含まれるアルカロイドのコルヒチンが、植物の細胞分裂を阻害して染色体を倍加する働きをします。細胞学の実験や育種学(品種改良・種無し)、医薬品に利用もされる興味深い植物でもあります。
愛・地球博」が185日間に2.200万人もの記録的な入場者を集めて、今日、閉幕しました。テーマ「自然の叡智」を、人類の幸せのために、是非とも具現化してほしいものです。