葉月二十三日。台風17号一過、爽やかな秋晴れでした。

yatsugatake2005-09-26

台風一過、抜けるような青空を見上げると、昨夜のお月様(下弦)が白く輝いています。
月といえば、月を意味する「ルナ」が由来になっている「ルナリア」です。
果実がすっかり乾燥したので、外皮と種子とを取り除きました。観賞用のドライフラワーにするためです。小一時間ほどの作業で、薄い莢膜=隔膜だけになりました。近くで見ると、象牙色程度の白さです。ところが太陽にかざすと、光を反射して銀白色に輝きました。
こうしてみると、「ルナリア」とはいい名前を付けたものです。
別名が色々ついています。「金の成る木」「コインプラント」、これらは円形の果実を貨幣と見立てたものです。「合田草」これは、明治34年、パリから種子を持ち帰った合田清氏に由来します。「ムーン・ウァート」は、円形の果実をずばり月の形に見立てたものです。
耐寒性が強いので育てやすい上に、アブラナ科、濃い紫色の花も可愛いです。
一年中楽しめる植物といえます。