旧暦「霜月」朔日(ついたち)。雪曇り、底冷えがしました。

yatsugatake2005-12-02

新暦では、一ヶ月を残すだけですが、旧暦では、ふた月分あります。
旧暦では、ゆとりを感じて得をした気分です。
でも、霜月朔日は暦どおり、儚げな冬の陽が差していたと思ったら、たちまちどんよりと曇ってしまいました。最高気温は7.4度、底冷えがして予報どおり雪が舞いそうです。
先日、『月と季節の暦』が、制作元の志賀勝さんから届けられました。画像は、その表紙です。旧暦カレンダーと呼んで、数年前から愛用しています。
サブタイトルに、観る読む暦、月を楽しむ 月と親しむ と、あるように、連日・連夜のお月様がぐんと親しくなります。
私たちは、それと気づかず、心も体も月に操られている…。志賀勝:『月の誘惑』を、最近購入して読んでいます。
近頃、旧暦がスローライフのための架け橋としても、見直され関心をもたれる方が多くなってきました。喜ばしいことです。季節感がピッタリで、農事暦としても実用的です。
旧暦や月が登場する童話や小説を読むときにも、大いに役立ちます。
毎年、霜月になると、『モチモチの木』に登場する「霜月二十日月」が思い出されます。
夜遅い寒空に、主人公の豆太が見たお月様を、一緒に見上げたいものです。


霜月は、夜が長く空も澄むので観月には好都合です。
今夕はともかく、明日の二日月から「霜月のお月様」をできるだけ多く見るつもりです。