晴れても気温は上がらず、寒風が吹きました。

yatsugatake2005-12-05

今シーズン初めて積もった雪が朝日に輝きました。
特に、赤い実と白い雪は相性が良く、そこに日が差したら絶好の被写体です。
画像は、サンシュユの赤い実に淡雪が積もったものです。
ウメモドキの赤い実にも淡雪が、アカマツやチャボヒバの葉にも綿帽子がかぶりました。
アオキの実はまだ青いままです。今年の元日に、積もった雪とアオキの赤い実を撮ったことを思い出しました。
日中は冷たい風が吹いて、積もった雪を吹き飛ばし、粉雪のように光ながら舞いました。
日が差しても、気温は4.1度にしか上がりません。
こんな寒い日には、動かずに本を読んで過ごしました。和田登:『小説中山晋平 いのち短し恋せよ少女(おとめ)』です。2007年が生誕120年とか、テレビ放送・CD・出版がちらほらあります。その一つというわけです。長野県が生んだ立派な人物ですが、断片的な理解しかありませんでした。小説とはいえ、島村抱月松井須磨子…読んでみて認識を新たにすることが多くありました。


浅間連峰は雪雲に覆われたままです。早くも、大町地方に大雪警報が出ました。
佐久の盆地はありがたいことに、澄んだ青空です。
昨日の「三日月」は雪降りのために、残念でした。
今日の「四日月」は、午後4時からバッチリ、近くに、金星を従えていました。さらにおまけに、「地球照=アースシャイン」も認められました。7時過ぎ、西の空に傾くまで眺めてしまいました。
明朝は、ぐんと冷え込みそうです。