旧暦、正月二十六日。曇り空で、気温が上がりませんでした。

yatsugatake2006-02-23

朝起きて、寝床の中で本を読むことを覚えました。
この頃は冷え込みが緩み、本をめくる手も寒くありません。
今朝は、南木佳士:『阿弥陀堂だより』を半分ほど読みました。
これを選んだわけがあります。先月、佐久市生涯学習市民のつどいがあって、樋口恵子さんの講演会と一緒に、映画の上映会があったのです。その日は都合で参加できませんでした。
南木さんは佐久市在住、佐久総合病院のお医者さんです。10年も前、人間ドックで所見をいただいたご縁もあって、親しみを感じていました。
内容は、仕事と都会の生活に疲れた熟年夫婦が、夫のふるさとに帰った設定です。
信州美しい自然の中で、村の人々とふれ合いながら暮らしていくうちに、いつしか生きる喜びを取り戻していく。夫婦の深い愛情と、新しい夫婦のあり方が描かれています。
ほのぼのとした気分になり、生き方の参考になる気がします。
信州に住んでいるおかげで、本を読むだけで映画と同様な情景が思い浮かびます。


昨日とは大違いのお天気、一日中曇り空でした。
こんな日には、黄色の花が気分を明るくしてくれます。
画像は、昨日に購入したミニ水仙「ティタティタ」の花です。品種名の語源は、小さな子どもたちが頬っぺたを寄せ合っている様とか、ネットに説明がありました。
言われてみると、にぎやかな声が聞こえるようです。