雨後の空は澄み、「如月の三日月様」が拝めました。

yatsugatake2006-03-02

雨が上がると冬型。お天気がめまぐるしく変わります。
まさに、「三寒四温」。これも春到来の兆しです。
図書館で資料作りをして帰り道、車窓の眼前に白銀の浅間が浮かび上がりました。里の雨が、高山では雪。澄み切った青空に白銀が輝き、久しぶりの見事な浅間です。
家に戻り、自転車でいつもの撮影ポイントに向かいました。山肌に雲がかからないこと、白煙の形がよいことを祈って急ぎました。
よかった。期待どおりの白銀・白煙の浅間を撮ることができました。


もう一つ、今日の期待は「三日月様」(月齢2.1)です。夕方の空は澄み、期待が高まります。
日の入り時刻17:42。見えるはずなのに、なぜか見つかりません。そんなはずはないのに…?。ベランダから身を乗り出して探しました。やっと見えました。意外と高い空に出ていました。
春の三日月様の傾きの特徴、舟形・お皿のように見えました。感激、「地球照(ちきゅうしょう)」まで、ばっちりです。ちょうど、船やお皿の上に真ん丸く乗っているようです。
『月と季節の暦』を手元において、特集、「月エッセイ」と「歳事と月暦」に目を通しました。
「三日月信仰」に感心し、「三日月の楽しみ方」を読んで、「二月、三月には舟のように寝た形になる」
その通りでした。今後の「三日月様」が、どのように見えるか一層楽しみになりました。
月の入り時刻は、20:25。旧暦二月三日、正真正銘の「三日月様」を20時まで、じっくり楽しみました。