朝から曇り空、夜になって小雨が振り出しました。

yatsugatake2006-03-10

昨日の作業中、熊手で枯れ茎・葉を集めていると、ポロリと白い奇妙なものが土の上に転がり出ました。
画像のそれは、中国原産、シソ科植物「チョロギ」です。「ちょろっ玉」と親しみ畑の端に植えておいたものが、中まで入り込んできたようです。
中国名の「朝露葱」を、「チョロギ」と読んだようです。
「草石蚕」の当て字があります。実にうまいネーミングです。塊茎が巻貝のようでもあり、また「蚕」に似ていなくもありません。
「千代呂貴」の名もありました。
種苗カタログ販売の冊子を見ていたら、「長老貴」の名で紹介されていました。衰えた脳細胞を活性化させ、脳梗塞によい…とまで書いてありました。これは、あだやおろそかにはできません。
今までは、食用のために育てたのではありません。これからは、まじめに育ててみようかな…。


今朝は日が差さない曇り空、目が覚めると8時を回っていました。
下に降りて庭を見ると、常連のカワラヒワシジュウカラが仲良く餌を啄ばんでいます。
未明の3時に0.9度と、最低気温が久しぶりにプラスです。
今日は雪・雨の予報が出ています。
そこで、続きの作業をしたくなりました。遅ればせながら、消石灰苦土石灰の散布です。酸性土壌の中和と、炭酸マグネシウムの補給です。確か、葉緑素の化学式の真ん中にMgが入っていました。
この作業は冬のうちにやるべきでしたが、昨日までは、枯れ茎・葉が邪魔していました。
作業は順調にすんで、マルチシートの剥ぎ取りまでも済ませました。
今年の野菜作りは幸先がいいようです。


夜になって小雨のけぶる中に、十一日のお月様がぼんやりと見えました。