小学生が「賢治ガーデン」へ…。

台風11号」、進路情報。(27.7.17)

「賢治ガーデン」観察会、台風11号の接近が心配でした。
7時頃、学校とボランティア仲間から「決行します…」の連絡が入りましてた。
台風11号は日本海へ抜けて、「佐久地方には影響が少ない…」と、判断したようです。

ようこそ、賢治ガーデンへ」、資料をもとに「ギンドロ」「稲・陸羽132号」「賢治のやまなし」を、五感を通して観察しました。
観察用の道を歩きながら、「ゴボウ(牛蒡)」の花の鈎が「マジックテープ」の発想に、「アカザ(藜)」の茎が杖の材料に…。
説明しました。
お手伝い・「抜き取る野草」については、「カヤツリグサ(蚊帳吊草)」、「ハキダメギク(掃溜菊)」「ノボロギク(野襤褸菊)」を、実物で説明しました。
蚊帳吊草については、その名の由来・草を使った遊びも紹介しました。
また、「スベリヒュ」については、根をこすると赤くなる…。
ごん兵衛酒飲め…」と、歌いながらの遊びを紹介しました。
お手伝いは、「蚊帳吊草を、一人で100本抜き取リましょう!!」
「28人で抜き取ると、全部で何本になるかな?
」ゲーム感覚で行いました。
まとめの時間に、「ギンドロ」の葉や「牛蒡」の花を改めて採り、持ち帰らせました。


子どもたちの学習が済んだ後、ボランティアによって手入れが行われました。
花が咲き終わり、茎が枯れ始めた「ムシトリナデシコ
長く伸び過ぎて周りに影響している「オオセンナリ」や「ギンセンカ(銀銭花)」などを取り除きました。
横になった「キキョウ(桔梗)」が姿を表しました。

水不足で枯れ始めた「ヒオウギ(檜扇)」を観察し、家から持参した、元気な苗を近くに植えました。
今後、それぞれの様子を観察することにしました。

午後は「景観保全作物水田」の草刈り作業…。
燃料タンクが空になり、中断…。

イヌビエやメヒシバの穂が出る前には、是非とも済ませたいです。
アメダス、最低気温は21.7度(5:10)、最高気温は28.3度(14:10)、台風11号による雨は、48時間で26.5ミリでした。
最高風速は4.9mで、今度の台風による実害はありませんでした。
四国、近畿など実害のあった皆さん方に、お見舞い申し上げます。