朝、氷点下9.1度。冬型、雪が舞う寒い日でした。

yatsugatake2006-03-14

冷え込み厳しく澄んだ青空。春には珍しいお天気の朝。
浅間連峰八ヶ岳、遠く北アルプスの山々はどれも雪雲をかぶっています。
午前中は、俄かに曇ったりまた晴れたり、淡い日を浴びて、「風花(かざはな)」も舞いました。
ようやく、12時に2.5度が最高気温。気温はなかなか上がりません。
午後は曇って小雪が舞い、たちまち氷点下に下がりました。
庭先をぶらぶらしていたら、木の枝に、黄色いものが目に入りました。見ると、「マンサク(満作)」の花でした。花芽に気づかず、この春は咲かないものと思っていたので、嬉しくなりました。
画像が、雪が舞う中で見たマンサクの花です。
「金縷梅」の別名があります。歳時記(春の季語)には、「まんさく」とルビがありました。「縷」は、細い糸が連なる様子だそうです。蕾の中に折りたたまれている様子を想像すると楽しいです。
「金縷梅やシャボン玉吹く兄弟」(森本芳枝)


夕方からまた晴れました。おかげで、あきらめていた「十五日のお月様」が昇りました。
十五夜ですが、「望(満月)」は明日です。
ほとんど真ん丸です。そのつもりで見ると、左下が欠けているようにも見えます。
天気の変化が目まぐるしく、「お天気のデパート」と名づけられそうな一日でした。