快晴、冷え込んだ朝、午後4時に12.3度に上がりました。

yatsugatake2006-03-15

空気が澄んで、春には珍しい青空の朝。
遠く白銀の北アルプスの山々が、くっきりと望めます。
「光の春」の言葉どおり、明るい光の割に、午前中は冷んやりしていました。
Fm放送で、スイセンの話をしました。春の遅い佐久では、まだ地面に芽を出したばかりです。百花繚乱の春が待たれるこの頃です。


さて今日は、「旧暦、如月望月」です。
西行忌」ということになります。『旧暦スローライフ歳時記』参照: 
「願はくば花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」
平安末期の歌人西行の有名な歌です。西行は仏に帰依し、桜をこよなく愛した。彼は、釈迦が入滅したのと同じ日、二月十五日に、花の咲く桜の樹下で最期を遂げることを念願していた。…(以下略)。
年によっては、この頃に桜が咲くことはあります。でも、今年は、無理なようです。桜、即「ヤマザクラ」ならなおのことです。


今日、旧暦如月十六日が「望」(満月)です。
今夜のお月様は、午後7時頃に東の空に昇りました。この時刻の月齢はすでに、15.395にまで進み、右上がやや欠けているように見えました。(「満月の月齢」は、14.76ほどか?)
理屈では、昨夜のお月様の方が満月に近かったと、思われます。