最高気温22.7度。「黄砂」が舞いました。

yatsugatake2006-04-18

駒場公園から長野牧場、車を走らせていくと、街路樹がうっすらと緑がかって見えます。いよいよカラマツの芽吹きが始まりました。
今日は、「賢治を読む会」の「春の自然探索会」です。
目的地は「カタクリの里」(佐久穂町曾原)。登り口は標高800メートル以上か?ソメイヨシノの蕾がようやく膨らんでいました。
30分ほど登る道すがら、なじみの植物たちも顔を見せてくれました。
明るく黄色のキジムシロの花、ほころび始めたザイフリボクの新芽、うす紫色のタチツボスミレの花…。オオヤマザクラやチョウジザクラの蕾は固いまま…。
杉木立を抜けて、カタクリがぽちぽちと目に入ってきました。
今年も見事な群生です。山道を登るほどに蕾を擡げている株も数多くあります。
大きな一枚葉もたくさん…。来年、再来年の花も期待されます。一同、大感激でした。
おまけに、アズマイチゲが一面に白い花を見せてくれました。
画像は、アズマイチゲの花に虫(右上)がホバリングしながら長い口吻を伸ばして、蜜を求めているものです。
ヤマブキの新芽がちらほらと…。一ヶ月もすれば、一面が黄金色に輝くことでしょう。
山を下って、昼食会場へ。そこで期待のコブシは、残念、蕾がちらほらと見えるばかりです。昨年に咲き過ぎたから…と、主人が話してくれました。
みんなで「葡萄水」を、読みました。ユーモラスな一地方の生活情景、つい、顔が緩んでしまいました。
佐久穂町図書館に寄りました。ここのコブシも、まだ蕾でした。
今月末頃、それぞれの場所に改めて訪れたいなと、期待が高まりました。