雨が降ったり止んだりの不安定なお天気でした。

yatsugatake2006-04-27

雨音で目覚めました。
草木にとっては恵みの雨でしょうが、今を盛りと咲いているソメイヨシノやアンズの花には、気の毒な感じでした。
昨日、咲き始めたチュウリップも花びらをしっかりと閉じたままです。
ヒアシンスやカタクリは今も、そしてムスカリ(ルリムスカリ)が咲き始めました。これらは、ユリ科の植物です。花の構造と雨対策との関わりについて考えてみました。
ムスカリは、小さな壺状の花を下向きに付けているし、ヒアシンスは横向きですから、問題ありません。チュウリップカタクリは、花びらを開閉することによって雨を避けています。そこまでして、花の内部を上に向けて曝しているのは、虫を誘うことを優先しているようです。
画像は、チュウリップの花を真上から撮ったものです。
雨が上がって日が差したとたんに、花びらを開きました。なんだか別の花を見ている感じです。改めて、花の不思議を思いました。


午後は、野良仕事に出かけました。
浅間を見ると雪化粧、午前中の雨が、山ではやっぱり雪になったのです。
土から顔を出したウドの芽の先端が黒く、霜害を受けていました。
畝立て作業に汗を流しました。
辺りには、「ケーンケーン…」と雉が鳴いています。