浅間連峰「高峰山」で、秋の花を楽しみました。

yatsugatake2006-09-03

所属する会の地域研修会、「秋の植物観察会」があり高峰山(標高2.092メートル)に登りました。
夏の花は、残り少なく秋の花々と、結実も観られました。
花盛りだった物の一部を紹介すると、マツムシソウアキノキリンソウ、キオン、ヤマハハコ、ハナイカリ、ヨツバヒヨドリノアザミヒゴタイ、ミヤコザサ、ゴマナ、ツリガネニンジン、ヒメシャジン…など、実では、オオカメノキ、オオバスノキ、クロウスゴ、ウスノキ(カクミノスノキ)…などでした。
お花畑で、蝶が乱舞していました。
一頭がマツムシソウの花に、翅を広げて止まりました。なんと、「クジャクチョウ(孔雀蝶)」です。近づくこともできず急いでシャッターを切りました。
小さな画像で見にくいですが、孔雀の紋・眼状紋が鮮やかです。日本産の亜種名、“geisya”は有名です。確かに名前どおり、派手な模様です。
マツムシソウ松虫草)」の名は、花の終わった後の坊主頭の形が、仏具の伏鉦(ふせがね:俗称「松虫鉦(虫の音に由来)」に似ているからだそうです。松虫の鳴く頃に咲くからという説もあるようです。
講師役、N先生の説明は説得力がありました
「ウラハグサ(裏葉草)」「イワノガリヤス(岩、野、刈り易)=ムギクサ(麦草)」「ウスゲ(薄毛)ヤナギラン」
など、興味深く、楽しい研修会でした。