「麦草峠」には、高山植物が…。

「ノアザミ(野薊)」の花粉を集める昆

蓼科高原のホテルの朝、ウグイスの鳴き声で目覚めました。
昨夜は、換気扇も止めて就寝しました。室内の空気は籠りましたが…。
朝の温泉にも浸かって、気分は爽快…。
帰路は、「麦草峠(最高地点、2127m)」越えにしました。
画像、「ノザミ(野薊)」の花です。昆虫が、せっせと花粉を集めていました。世界の化石館、というユニークな展示の「柏木博物館」に立寄り、その駐車場で見かけました。
走行中の国道299号線は「メルヘン街道」の愛称も…。三連休の翌日とあって、車は少ないです。
快調に飛ばして、「麦草ヒュッテ」の駐車場に車を停めました。ここは、2000m超の別天地、山には雲がかかり、高山の空気は心地よいです。
早くも、テガタチドリやヨツバシオガマなどの高山植物が、可憐な花を着けていました。

麦草峠」の名は、「ムギクサ(麦草)」が群生しているからとか…。正式な名前は、「イワノガリヤス(岩野刈安)」です。
朱赤色の目立つクルマユリの周りに、ヒョンヒョンと茎を伸ばしていました。

まだ、穂も出ていないので、何の変哲もないイネ科の野草です。
ハクサンフウロ」、「ヤマオダマキ」なども、目を楽しませてくれました。
 

往復106キロのドライブを終えて、佐久市に戻ると、30度超の熱気でした。
水無月」、文字通り「水が無い月」よろしく庭がカラカラ…。水中ポンプの稼働となりました。

入道雲が湧き雷注意報が出ていても、降りそうもありません。

水無月九日」のお月さまです。雲の切れ間に、空高くかかりました。
(19:26)

夜になって、佐久市の気温はようやく30度を下ったようです。



お隣の群馬県伊勢崎で38度、テレビで報じられました。驚きを通り越して飽きれてしまいました。
麦草峠高山植物をハガキに印刷し、暑中見舞い状を書きました。