朝の冷え込みも、日中はポカポカ陽気になりました。

yatsugatake2007-02-22

画像、しばらく前の雨と、このところの暖かさとで、「シナマンサク」の蕾がすっかりほころんで、中から花びらが伸び出てきました。
折りたたまれた花びらが、縮れを伸ばすようにして出てくるところが、造形として面白いです。
吹くと、びゅるるー…と伸び縮みする、昔懐かしいおもちゃの紙製の笛(正しい名前は知りませんが…)。
あの笛の形態、伸び縮みを連想させるので、愉快です。
しばらく見かけなかったカワラヒワが、庭に姿を見せました。サンシュユの枝を渡ったり、地面に降りて何かを啄ばんだり…。
画像は、疲れたのが庭石に止まって一休み。新芽がふくらんできたドウダンツツジ」の枝の間に身を潜めています。カワラヒワの特徴である、厚ぼったい肌色の嘴と腰の黄色の羽が鮮やかです。
  
午後5時を少し回ると、「五日のお月様」が頭上の雲間に見えました。
その時、象は象小屋で、七把の藁をたべながら、空の五日の月を見て「ああ、つかれたな、うれしいな、
サンタマリア」と斯う言った。
宮澤賢治オツベルと象」より)
  
夜になると、薄い雲が出て朧月になりました。
明朝の予報は、雪だるまマークです。