二十四節気「小満(しょうまん)」、風薫る5月でした。

yatsugatake2007-05-21

二十四節気小満(しょうまん)」は、暦に、「陽気盛ん、万物はほぼ満足す。」とあります。
動・植物すべての生き物が、最も活発に動き回れます。うきうきする気持ちよいお天気具合です。
生き物ばかりでなく、「浅間山も、黒々と夏の色に変わりました。
頂上付近に、わずかに残った白雪がワンポイントになっています。
樹木に、白い花が目につくようになりました。先日は、駐車場脇の植え込みに「ヤブデマリ」、「オオデマリ」、「コデマリ」、「サンゴミズキ」、街路樹の「ナナカマド」…。
画像は、「サワフタギ(沢蓋木)」です。辞書に、「新緑の頃、枝先に円錐花序を出し多数の小白花を密集。花冠は深く5裂して梅の花に似る。」とあります。

この白い花が、秋には、あの瑠璃色の実を着けるとは…?。別名「ルリミノウシコロシ」の由来です。

「ドイツスズラン」です。
可愛い鈴のような白い花です。香りもいいです。
在来種の「スズラン」との違いは、葉の裏の濃い緑色です。
花の白とのコントラストが美しいです。

「卯月五日のお月様」が、夕方早くも、天頂の雲間に見えました。
(18:17)
波に漂う「小舟」のイメージです。