「雷、三日。」の諺どおり、午後から雷雨になりました。


生い茂った草の中に、ぽつんと「ニゲラ(黒種草)」の花が咲いていました。
10年も前に知人から種を戴き、以来、風変わりな花を毎年楽しんでいます。
キンポウゲ科の1年草。属名の「ニゲラ」は、黒色の意味です。和名の「黒種草」も、種子が黒いことに由来しています。
花弁に見えるものは萼片で、花弁は退化して、蜜腺鱗片になっています。羽状葉は細く細かく、雄しべや雌しべとともに観賞価値があります。
雌しべについては、ルーペで詳しく観るつもりです。
熟すと、風船状に膨らむ実も面白い形です。ドライフラワーにもなるそうなので、楽しみです。種子の香りも楽しんでみるつもりです。
午後早くから雷鳴が轟き、三日続きの雷雨になりました。明日も、雨降りとか…。
そろそろ晴天が欲しいです。