朝日が、草木を輝かせました。

花をいっぱいに開いた「フクジュソウ(

夜半から早朝にかけて、「荒れ模様」が心配されましたが、おとなしく去ってくれました。
起き出すと、朝日が輝いて、まったく寒さは感じません。
アメダス、最低気温は8.4度(5〜6時)。
予想最高気温は、22度(プラス3度)一気に春本番です。
画像、フクジュソウ福寿草)」が、花をパラボラアンテナのように開いて、朝日を受けています。
よく見ると、小さな虫が暖かさに誘われて、花に訪れています。

今日は3月のFm放送日、佐久平駅の局に出掛けました。

今日の放送内容は、雪割草の名で親しまれる、「ミスミソウ(三角草)」
画像は、しばらく前に園芸店で求めたポット苗の「雪割草」の花です。
花が大型なので、正しくは「オオミスミソウ(大三角草)」と思われます。
名前の由来、3裂した葉は艶やかです。
花の中心に同心円状に並ぶ雄しべ、これも美しいです。
花が散って、結実を始めたものも見えました。
(1)雪解け頃に咲き出す、早春の野草
キンポウゲ科の常緑多年草。落葉樹林の林床に生える。
栽培は江戸時代末期、野生の物を採集して行われた。
近年、愛好家による研究が進んめ、名前がある品種だけでも、1,000を超える。
主産地は新潟県
スハマソウ(州浜草)なども含めて、「雪割草」と総称される。
学名:Anemone hepatika (肝臓の)japonica
(2)花弁のように見える、萼片。
白色から紅紫色の径2㎝ほどの花。
弁数によって、6弁咲き、多弁咲き…。
咲き方によって、丁字咲き、三段咲き…。
雄しべは多数あり、葯の形も面白い。
CD曲:「おぼろ月夜」)ダ・カーポ
(3)「スハマソウ(州浜草)」も同種。
『牧野植物図鑑』では、三角草のなかで、葉先が丸いタイプを「スハマソウ」として、別種に扱っている。
葉の形が、「島台の州浜」、「州浜紋」、和菓子の「州浜」に似ていることから、名付けられた。
園芸種には、中間的な葉形もあり、両者の識別は難しい。
『長野県植物誌』には、スハマソウは県の南部に多く、オオミスミソウは、県の北部に分布する。と、あります。
(4)「雪割草」、春二月。
花日記雪割草に始りし 秋葉美流子
雪を割る力は見えず雪割草 竹下陶子
◯ 花言葉:あなたを信じます 期待 内緒
(5)殖やし方・育て方
ポット苗を土におろす。
夏は、半日陰で育てる。
自然交雑しやすいが、咲くまでに5年以上かかる。
◎各地の「雪割草まつり」に出かけて、楽しみましょう。
帰宅すると、庭の「ミスミソウ(三角草)」が、花を全開していました。

それに、キクザキイチゲ(菊咲き一華)」の花が、塀際に咲き始めていました。
キンポウゲ科の花は、どれも気づかないうちに花開きます。
「スプリングエフェメラル」の面目躍如です。

ほぼ、半月の「如月八日」のお月さまが、天頂にかかりました。(18:23)

アメダス、最高気温は21.5度(12時)。
午後は、北西の風が吹き始めて、気温はそれ以上にはなりませんでした。
気温差が大きく、乾燥注意報も出ています。
体調管理には、気をつけましょう!!