待望の「ヤマユリ」が咲きました。

yatsugatake2007-07-20

昨日、草むしりしていたら気づきました。木の陰でヤマユリ」の花が一輪、ひっそりと開き始めていました。もう一輪も、今夜のうちに開きそうです。頭が重いし…、楽しむために切花にして取り込みました。
部屋の中は、一気に馥郁とした芳香で包まれました。
画像は、部屋で蕾が開き始めたものです。花弁の長さは12センチもあります。
これが、開いたら…。期待に胸が膨らみます。
今朝もユリの香りが漂っています。期待通り、「ヤマユリ」の開花です。
早速、写真に!!でも、径20センチ以上…、花が大き過ぎて画面に収めるのに一苦労でした。

ブリタニカによれば、「ヤマユリ」は、学名:Lilium auratum
英名:gold bandlily   lily of Japan 

ユリ科多年草。本州中部以北の丘陵地、山地に自生し、特に火山地帯に多い。ときには観賞用に栽培され、また九州や北海道では栽培品が逸出して帰化している。〜花は6弁で広い漏斗状をなし、白色で赤褐色の斑点があり、強い芳香がある。鱗茎を食用にする。
別名、ヨシノユリ、エイザンユリ、ホウライジサンユリ
などと産地にちなんでいう。と、あります。
山地に自生すると言っても、山採りは厳禁、食用なんてとんでもありません。
我が家では、通販で購入した球根栽培です。寒さに強いので、露地に深く植えることが肝心のようです。
季刊『花ぐらし』の文を、一部引用します。
〜1830年にシーボルトがオランダに日本のユリを持ち帰り、その30年後の1860年には欧米で日本のユリを使った育種が始まっています。そんな、日本に自生するユリは改良されていなくてもそのままじゅうぶん美しいものばかり。園芸種ばかりに目を奪われず、ひいきにしてください。
まったくその通りだと思います。日本特産・自生種のユリを大切に育てていきます。