「フヨウ(芙蓉」の花が咲きました。

思いがけない雨音で、目覚めました。
画像、「フヨウ(芙蓉)」の花びらにも雨粒がついています。
雌しべの柱頭の形が面白いので、近寄ってみました。
左の画像、フヨウの雌しべ・柱頭は、5つに割れて先が丸くなっています。右の画像は、同じアオイ科「ギンセンカ(銀銭花)」の花です。やはり、雌しべ・柱頭の形が面白いです。
 
昨日、研修の帰路、JR小海線の車窓から、「モミジアオイ(紅葉葵)」や「アメリカフヨウ」の大きな花が咲いているのが見えました。
同席の仲間が、「フヨウの…精をとり…」と、旧制一高寮歌を口ずさみました。
さて、歌詞はどんな意味なんだろう?「フヨウ」は、中国では「ハス(蓮)」の花のこと…。うろ覚えが、頭に浮かんだだけでした。
広辞苑」には、?ハスの花の別称、美人のたとえ。?アオイ科の落葉低木。〜夏から秋に淡紅または白色の大形の一日花を開く。〜きはちす。木芙蓉。→ーほう〔芙蓉峰〕と、あります。
一高寮歌2番の歌詞は、「芙蓉の雪の精をとり…芳野の花の華を奪い…」。歌詞の「芙蓉」は、「花」ではなくて、なんと「富士山」のことなのです。芙蓉の花(ハス)のように美しく秀麗な峰こそ、富士山なのです。納得しました。
「芙蓉=木芙蓉」は、一日花です。
画像は、午後3:01撮影の花の様子です。花びらが閉じ始め、色も濃くなっています。

朝の花が、夕方にはしぼんでしまいました。撮影、(18:11)
西の空は、夕焼け雲でした。(18:05)