夏の日に映える「ギンセンカ(銀銭花)」

yatsugatake2006-08-06

19.3度、朝の涼しさもつかの間、容赦なく夏の日が照り付けます。
そんな時、画像「ギンセンカ(銀銭花)」は、清々しい気分にさせてくれます。
この植物は、若い頃に松本市内で見つけて珍しかったので、種子をいただいて育てているものです。『帰化植物写真図鑑』に、Hibiscus trionum 英名Venice mallowとあります。
アオイ科ハイビスカス属ですから、フヨウやオクラに似ています。独特な実の形も面白いです。江戸時代に観賞用に導入されて、一部が野生化したそうです。
ネットには、興味深い記述がありました。お茶花に好まれるので、種子が販売されていること、葉が、スイカ(西瓜)の葉に似ていること、それで、中国では「野西瓜苗」と呼んでいること、チョウロソウ(朝露草)の別名があること…です。
チョウロソウとは、朝開いた花は昼ごろには閉じてしまうからです。
面白い植物なので、休耕田にも殖やそうと思います。
夜、「十三日のお月様」が、薄い雲に透けて赤っぽく見えました。
発令中の「雷注意報」、少しでも雨を恵んで欲しいです。