秋、本番。青空の一日でした。

朝6時、11.4度と冷え込みました。
庭先を歩いていると、ぷーんと白粉(おしろい)のような独特な香りが…。
香りのもとが、分かりました。ゲッカビジン月下美人)」の花です。

低くなった太陽の光を斜めに受けて、青空に映えて咲く、珍しい光景です。
ゲッカビジン」の花は、本来は、夜のうちに咲いて香り、朝はしぼんでしまうのですが…。気温が低いために開ききらず、朝までかかってようやく咲いたのです。

丹波の黒豆」の実が、完熟しました。
晩生(おくて)の大豆ですが、葉も黄ばみ始め、ようやく莢が丸々とふくらみ茶色になってきました。
初夏の頃から、標本的に栽培して観察してきました。
種子を採って、来年の栽培に備えるつもりです。

ヒガンバナ彼岸花)」の花が、遅ればせながらようやく咲きました。
近くで観ると、なかなか美しい花です。
「葉見ず、花見ず」の名のとおり、葉がなく奇妙な感じですが、根元にはすでに小さな芽が数本出ていました。
しっかり冬越しをして、また来年も花を咲かせて欲しいです。