梅雨空が戻りました。

サツキの八重咲き種(20.6.19)

朝からどんよりと曇って、蒸し蒸しとしています。
久しぶりに、梅雨空に戻りました。気象庁は、「北陸、東北地方が梅雨入りしたとみられる。」と、発表しました。地震の被災地にも雨の予報が出たので、「せきとめ湖」の決壊が心配です。
今日は、旧暦、五月十六日。「五月・皐月(さつき)」のど真ん中です。
画像は、サツキの八重咲き種です。一番晩生(おくて)で、「紅万重(こうまんえ)」という品種だと記憶していますが…。ちらほら咲き始めました。
今日は、6月のFm放送日です。
「郷愁をさそう、ホオズキ(鬼灯・酸漿)」について話しました。
画像は、1個の花に近寄って撮りました。黄白色の花弁、中心が緑色…。面白い花です。

話の内容項目を列挙しておきます。
(1)いろいろある名前の由来
  1、頬突き  2、「ホオ」というカメムシが付く  3、文月提灯(ふづきちょうちん)
(2)ナス科の白い花・赤い実
  学名:Physalis alkekenngi 英名:Chinese lantern Winter cherry
(3)観賞用の赤い実 「ほおずき市」 浅草、浅草寺の「功徳日」7月9日〜10日
   果皮を口に含んで、鳴らす遊び
(4)料理にあしらい、薬用にも…。
   食用ホオズキ(フィサリス) 生薬名:酸漿根 薬効:鎮咳、解熱、利尿
畑の隅に、ひっそりと咲く「ホオズキ」の花です。気をつけて、探してみましょう。
花が咲いた順から、だんだんに実が大きくなり、秋には真っ赤に色づきます。
鬼灯は 実も葉もからも もみじかな 芭蕉