「小正月」、快晴で、雪も融けました。

yatsugatake2008-01-15

今日は、「小正月」。
子どもの頃から、この日はどんど焼き」の日でした。「三九郎」とか「左義長」の呼び名もあるようです。
門松や注連縄を下ろして、お正月気分も払ったものです。
どんど焼きの火で、書初めを燃やしたり、「繭玉」や「稲の花」という団子をあぶって食べました。「食べると風邪を引かない」の言葉を信じて、煙で沁みる目をこすりながら、黒焦げの団子を食べました。懐かしい思い出です。
世話をすることが面倒、たき火をしてはいけない…。いろんな理由から、このPTA行事もなくなりました。寂しいことです。幼稚園では、やっているところもあるようです。
画像は、「サンゴミズキ(珊瑚水木)」です。赤い茎が、珊瑚を思わせます。
ところで、「繭玉」や「稲の花」のお団子をさした枝は、何の木でしょうか?
その土地ごとに、昔から決まっているようです。佐久地方では、カワヤナギ(猫柳)が主流でした。
『しなの植物ごよみ』(丸山利雄)には、「ミズキ(水木)」、「だんごの木」として紹介しています。東北・関東・中部地方に一般的だそうです。
「ミズキ(水木)」が使われる理由は、1枝がちょうどよい太さ 2枝が赤く美しい 3有毒植物でない 4枝が水平、扇形に広がる 5水の多い木(水不足がないように祈る) 6火災の難よけ
なかなか理にかなった樹木です。
サンゴミズキ」の枝に、団子をさしたら、より賑やかになります。「お正月飾り」に試してみたいです。
今日は朝から「快晴」。午後4時の気温が2.4度。雪もだいぶ融けました。
昨日14日、一昨日13日は、佐久市も「真冬日でした。(アメダスデータ表示が復旧・更新で分かった)そのせいか、今日は暖かく感じました。

旧暦、「十二月八日」のお月様です。(16:57)
意外にも、頭の天辺に見えました。
もう少しで「半月」です。
明日が「上弦」の月です。
 
2時間以上経って、やや西の空に移り、丸い面を下に向けました。
(19:15)
うすい雲を透かして、ほんのり輝いて見えました。