「佐久の季節便り」、Fm放送で、「岩村田城址」に残る「水木(みずき)」を話す。

空は曇って、「春霞(はるがすみ)」のよう…。

しかし、予報通り、意外に冷え込んだようです。

アメダス、最低気温は氷点下7.8度(4:31)、日中は気温が上がる予報です。

「乾燥注意報」が、連日のように出ています。

これは異常ですね、喉元・水分補給、それに火の元には、気を付けないと…。

f:id:yatsugatake:20210224183359j:plain

栃木県足利の山火事…、他人事ではありません。

原因はイカーによる火の不始末か…の見方も…。

本日付・読売新聞コラム・編集手帳 一部を引用します。

「桃太郎」の始まりの一節、おじいさんは山へ柴(しば)刈りに…が若者に通じなくなっているという。作家で独文学者の中野京子さんが、「冗談でなく本当の話」と断って本紙寄稿に紹介していた◆「山のゴルフ場で芝を刈る仕事」と思う人がいたらしい。柴刈りが薪を集める仕事として知られていないためだが、裏を返せば、枯れ枝の増える春先の山が“燃料”の宝庫であるとの認識を持ちづらくなっているのではないか◆栃木県足利市で発生し、いまだ延焼の続く山火事は、ハイカーの休憩所が出荷元との見方も出ている◆山火事はw2〜5月が多発期といわれる。雨が少ない。大気が乾燥する。強い風が吹く、枯れ枝が多いといった悪条件が重なるからだ。(以下略)

これから3月、火の元には十分に気をつけましょう。

 

今日は、2月のFm放送日…、岩村田城址に残る「水木(みずき)」を話しました。

「水木」は、その名の通り、春になると、地中から水分を多量に吸い上げるのです。

先日、妻の実家の林内で、株元から生えた枝が赤く色づいていました。

若い枝が赤く色づく特徴があります。

f:id:yatsugatake:20210213115124j:plain

岩村田城址・土手で見た「水木」は、茎が赤い幼木でした。

(1)早春、枝が赤い「水木(みずき)」

 〜また、同じ仲間の「珊瑚水木(さんんごみずき)」は、赤い枝が珊瑚を思わせます。

 枝が水平に伸びる特徴があります。

 初夏に、白色の小花が開花すると、白い棚が重なって見えて見事です。

 ショッピングモールの植え込みや、歩道の街路樹が、JR小海線の高架下から観られますので、季節ごとに観察してみましょう。

f:id:yatsugatake:20210218154629j:plain

CD曲:ドイツ民謡「霞か雲か」 安田章子 コロンビアひばり児童合唱団

 

(2)「繭玉」を飾る、「だんごの木」

「繭玉」の「だんご」を飾る、「物作り」に使われる木で、「団子の木」と呼ばれます。佐久地方では、「ヤナギ」が使われますが、東北・関東地方など、多くの地方で「ミズキ」が使われます。その訳は、◯枝は赤くて美しい ◯水平な枝ぶりが、飾りやすい ◯農作物の水、火災よけの水を願って…。

 長野県の方言で、赤い木、赤んぼ、水草(みずくさ) と呼ばれ、親しまれています。

 

夕方、薄雲が広がり、天気が下り坂に…。

東の空に昇った「十四日」のお月さまは、薄ぼんやりと…。

改めて、薄暗くなってから撮りました。(18:04)

ほんのり、美しい朧月(おぼろづき)」です。

f:id:yatsugatake:20210225180425j:plain

アメダス、最高気温は8.7度(15:18)、最大風速は、東の風2.3メートル(14:50)、しのぎやすい一日になりました。

明日は、低気圧も近づいて、下り坂の天気に…、日照もなく寒い日になりそうです。