また、本州南岸低気圧による「上雪」が降りました。

yatsugatake2008-02-09

午前中の会議がすんだ頃、大型店の駐車場には、冬の淡い日がありました。
植え込みには、冬越し中の広葉・常緑樹が、わずかに彩りを見せてくれています。
アセビ(馬酔木)」は、小さな蕾を総状に垂らして、着々と開花の準備をしています。ジンチョウゲは、蕾がふくらみ色づいています。
シラカシ(白樫)」は、「防風林」に植栽されるとか…。厳寒の佐久の地でも、葉を茂らせています。
広葉・常緑樹が寒風に耐えている姿には、感心してしまいます。
「ヒイラギ(柊)」も、寒さにめげずに、冬越し中です。

「ヒイラギ(柊)」は暖地性のもので、長野県内には下伊那や木曾地方にしか、自生は見られません。
厳寒の佐久地では、庭木の植栽もあまり見かけません。
昨年の秋、「高野辰之生誕の家」(中野市)で、古木の花に出会いました。

モクセイ科、香りのよい花を咲かせるので、魅力的です。
節分ゆかりの悪魔よけにと、我が家でも植えましたが、まだまだ幼木です。
昨日からの予報どおり、午後から雪になりました。
テレビで、気象予報士南岸低気圧による雪」と、表現しました。
佐久地方で言う「上(かみ)雪」のことです。
2月3日も、同様の大雪でした。今年、このタイプの雪が多いわけは、「北冷西暖」で、低気圧の発生が多いのだそうです。やっぱり、異常気象と言えそうです。
9時頃、7〜8センチの積雪…。雪かきをしました。
夜半には、雪降りの峠を越えそうなので、あとは明朝に雪かきをします。