雪降りの「初午祭」、参拝しました。

雪雲の朝、餌台のヒマワリ種に、数羽の雀が群れて啄ばんでいます。そこに、花火音が数発…、ぱっと舞い散りました。今日は、「鼻顔(はなづら)稲荷神社」の「初午祭」です。
古くは、「養蚕」の神として、関東方面からも参拝客が訪れ賑わいました。今では、「家内安全」はじめ、万能のご利益があります。
立春」の声を聞いて、「初午祭」は春近しを思わせます。昨年は2月6日、気温が14〜5度の春のような日でしたが、今日は、雪降りの初午祭になりました。
画像は、橋の上から眺めた稲荷神社、朱塗り・懸崖造りの社殿です。景色全体が、小雪に煙っています。

この社殿は、400余年前の永禄年間、京都伏見稲荷から勧請して創建されたとのことです。京都清水寺を髣髴させます。

社殿までの石段を登りつめると、眼下に川が見下ろせます。
川の反対側に、奉焼祭で焼かれる「だるま」が、次々と持参され、積まれています。
夕方の「奉焼祭」までには、大きな山盛りになって、点火され空を焼き焦がすことでしょう。

参道では、小学生による「獅子舞行列」が、ちょうど始まりました。
ダンボール箱手作りの獅子頭をかぶって、舞い踊ります。なかなか愉快です。
少し手前では、黄色い狐のお面をつけた小学生たちが、サービスのトン汁をほおばっていました。子どもらが地域のお祭りに参加することは、大いに好ましく感じました。

参道は、露店で大賑わい…。
「参拝記念おみやげ福飴」、「初午大福」、「こんこんだんご」、たこ焼きなど、昼食になるものを買い込みました。
画像は、狐を模った「初午大福」です。
花屋さんでは、「福寿草」と「プリムラ・シネンシス鉢」を買いました。
(後日に公開します。)
お祭りの道々で、十人ほどの知人に会いました。お神酒やトン汁をいただきながら、四方山話も楽しみました。

今日一日、お祭りに出かけることは、健康な暮らしの証し・幸せそのものだと思いました。