旧暦、「弥生三月朔日」。「用水さらい」作業でした。

yatsugatake2008-04-06

今朝も冷え込み(氷点下2.4度)ましたが、日中は快晴で、気温が上がり(17.7度)ました。
今日は、「用水(堰)さらい」作業出役の日です。
冬季間、用水の水は止めていました。苗代作りが始まる直前に、たまった落ち葉や砂などを浚って、用水の流れをよくしようというわけです。
作業は軽く、日頃、会わない農家の人たちと和気藹々の楽しいものです。
画像は、用水脇の山のそこここに咲き出した「ダンコウバイ(檀香梅)」の花です。
ダンコウバイは、春一番の花。クスノキ科の低木、黄色で明るく香りの良いので、人々に親しまれています。昔の人は、方言で「じしゃ・ぎしゃ」と呼びました。今の若者には、反って通じないと思われます。
残雪の浅間山がくっきりと、野良作業の始まりを見下ろしています。
今年の「残雪」は例年と異なり、「鯉のぼりの雪形」は、はっきり見えません。


例年どおり作業は、小一時間で終わりました。
その後は、自分の野良仕事をしました。
画像、休耕田で冬を越した「ルバーブが芽生えました。
小さく畳まれしわくちゃな葉が、面白い造形です。
耐寒性が強いことに感心しました。
転作の畑に行って、「ネギ」苗植えるための畝をたてました。


その後、大土手下の排水路の土上げ…。
水がないうちにと始めましたが、疲れたので、半分ほどで切り上げて、家に戻りました。
午後は、おばあちゃんの家から、軽をトラで「チップ」を運び、田んぼ入り口の坂に入れました。
お土産は、丸々太った「カブトムシの幼虫」です。チップの山から、十数匹転がり出ました。家に戻って、大形水槽に入れました。うまく成虫が生まれるか…。これがまた、楽しみです。
三日連続の、「ぽかぽか陽気」も今日で終わりのようです。明日は、乾ききった大地にお湿りが期待されます。
しかし、旧暦、「弥生三月二日月」は、あきらめます。