「タヌキ(狸)」?が、庭先に出現…。

「タヌキ(狸)」?が庭先に出現…。(2

空には薄雲が広がり、風も無く、春らしい朝です。
「春霞」、「花曇り」…の言葉とともに、唱歌「霞か雲か、はた雪か…」が口をついて出てきます。
歌詞がうろ覚えなので、ネットで調べました。

朝食後の居間で、妻が「あれ、何だろう?」と、庭先を指差しました。
犬のようだけど、顔つきがちょっと違うなー。
目の周りが黒っぽくて…。

今まで、街中に出現したことはないので、信じられません。
野鳥の餌として置いた「脂身」を漁り、しばらくして、こそこそと姿をくらましました。
春の珍事、この謎、どなたに聞けば分かるでしょうか?
アメダス、最低気温は氷点下0.6度(5:10)。
たちまちプラスの気温に転じたので、部屋の鉢花を外に出して一斉に日光浴…。
塀際のキクザキイチゲ(菊咲き一華)」、萼片の裏が紅色をしていることから、「ウラベニイチゲ」の別名も…。

これも「スプリング・エフェメラル」の一種、お昼近くには、花びら(萼片)が開きました。(11:34)

午後に、野良回り…。
休耕田・「景観形成作物水田」の植物は、「宿根アスター」「オミナエシ」「ルバーブ」などの芽が、ようやく動き出していました。
用水わきの山・里山の木々で、春一番「ダンコウバイ(檀香梅)」の黄色の花です。
クスノキ科の低木、芳香が爽やか、一枝を野良土産に…。

しばらく前、3月25日付け読売新聞の記事に、里山」の重要性世界発信がありました。
武内和彦さん 東京大学教授 一部を引用します。
 日本の里山のように、人手が入ることで形成された二次的な自然を持続的に利用することの重要性について、国際会議などで早くから世界に発信してきた。「人間と自然とのバランスをとること、自然を利用しながら守ることが大切」と考える。
 今の関心事は「地方をどうやって元気にするか」だという。道路建設や企業誘致ではなく、観光や農業など「地域の自然を資本にした生態系サービス」こそが、地方の活力の源になると思っている。
午後。気温は異常に上がり、すっかり曇ってしまいました。
今夕、「三月九日」のお月さまは、諦めました。
アメダス、最高気温は21.0度(14:10)、県内でも20度超えは特筆…。
テレビは、最高気温が21.2度と、報道しました。