「若葉寒(わかばざむ)」、冷たい雨になりました。

雨にぬれる「ベニシダレ」(20.5.

雨音で目覚めました。どうやら、予報より早い「雨降り」です。
アメダスの画面では、今日一日中降り続く予報です。
乾燥注意報が続いて、野菜作りも気がかりでしたが…。雨量は、多くは期待できませんが、植物にとっても恵みの「お湿り」と言うところです。
外に出て見ると冷んやりとして、冷たい雨が、若葉をぬらしています。
画像は、雨にぬれる「ベニシダレ(紅枝垂れ)」紅葉です。
この時期の寒さを、「若葉寒(わかばざむ)」「リラ冷え」と、言うとか?
近くには、「フクロナデシコ(袋撫子)」が、雨にぬれて、しょんぼりしています。名前が正確かどうか?半信半疑なのですが…。
画像は、昨日に撮ったもので、辺りに明るい桜色を振りまいていました。

この株は、一昨年ごろにご近所からいただいたものです。
昔は見かけなかったのに、近年は全国各地で、見かけるようになりました。例えば、岩手県花巻市街や山形県の「山寺(立石寺)」で、出会った記憶があります。

咲いている花に、近寄って観ました。
『ブリタニカ』の解説を一部引用します。
Silene pendula(シレネ・ペンジュラ)ナデシコ科の一年草または越年草。サクラマンテマ、オオマンテマともいう。地中海地方の原産で、日本では各地の庭園に観賞用として植えられる。茎は斜めに立ち、まばらに分岐する。〜葉は対生し、被針形ないし長楕円形をなす。5月ごろ淡紅色の花が穂状につき、萼には腺毛があり白色で緑色の脈がある。花弁は5枚で平開し、先端が浅く2裂していてサクラの花びらを思わせる。
名前のとおり、特徴とされる袋状の萼と、サクラに似た花びらが面白いです。
しかし、同属のSilene dioica や、Silene gallica などとの区別は自信がありません。
課題としておきます。
午後から、年1回、恒例の中学校同級会に出かけます。