「ナツツバキ(夏椿)」の花が、咲いています。

夕日に染まる「入道雲」(19:05)

大きな雨音で目覚めました。
このところ、連日の雷雨です。
雨は、午前中には上がりましたが、7.5ミリと、まとまった量になりました。
午後には、夏のお天気に戻りました。空には入道雲が沸き立ち、夕日に赤く染まりました。(19:05)
夜になって、ぱらぱらとにわか雨が降りました。
保育園庭を見ると、うっすらと緑色が…。
どうやら草が芽生えているのです。雨降りで、園児たちが出てこないからでしょう、こんなことは、近年になく、はじめてのように思います。
季節は、確実に夏です。
「ナツツバキ(夏椿)」の花が、葉陰にひっそりと咲いています。アリも訪れています。

この辺りでは親しみを込めて、「シャラ(沙羅)の木」と呼ぶことが多いようです。
『ブリタニカ』を一部引用します。
ツバキ科の落葉高木。北海道を除く日本各地の山中に自生するが、夏に白いツバキに似た花が咲くので、観賞用に庭園に植栽される。〜花は径5センチ内外で平開せず、開花後すぐ落ちる。花弁は5枚で皺がより、縁に細かい鋸歯がある。〜(以下略)
長野県佐久生まれの青柳志解樹(あおやぎしげき)氏の著書『自然派の休日』からも、一部を引用します。
「沙羅(しゃら)」、正しい名は「ナツツバキ」、その名のように花は盛夏のもの。概して色彩の派手な夏の花々の中で、沙羅は純白で清楚そのもの、
しかもこの花は、朝に咲いて夕に散ってゆく一日花である。仏教上の沙羅双樹に因んだ名称は、この花に実にふさわしい。
沙羅の花 見んと一途に 来たりけり (白葉女)
山中や 霧にふるへて 夏椿 (志解樹)
旧暦水無月」になって初めて、久しぶりにお月様に出会えました。
水無月六日」のお月様です。(19:35)

春と違って、「夏のお月様」は傾きが変わり、だいぶ立ち上がっています。