朝のうちに、休耕田の刈り払いをしました。

雲から顔を出した「浅間山」(20.8

今日の予報は、「曇り」とのこと…。不安定なお天気が続いています。
あまり暑くならないうちにと7時を回ったところで、休耕田の刈り払い作業に出かけました。
メヒシバ、イヌビエ、アメリカセンダングサなどの草の伸びがものすごく、しかも結実寸前です。種子が完熟する前に、少しでも早く除草をしたかったのです。
今日は、広い面積です。能率を上げるために、「背負い式の刈り払い機」で進めました。葉先に「露」を結び、水気を含んでいるので、刈りやすかったです。
画像、「浅間山は雲で覆われわずかに顔を出していました。
1時間ほどで、燃料のガソリンタンクが空になりました。燃料を補給して30分ほど、きりのいいところで、やめました。9時近く予報に反して、夏の強い日差しがじりじりと、照りつけてきました。
明日は、もう少し早めに始めたいと思っています。
隣の田んぼの休耕部分に、「オモダカ(沢瀉・面高)」が白い花を咲かせています。泥の中から咲く花は、品がいいです。

家の水鉢で育てている花を、近寄って撮りました。特徴の3弁の花が、涼しげです。

葉の形が、面白いです。花とともに図案化されて、「紋所」になっています。
オモダカ(面高)」の名は、葉面に隆起した模様があるからだそうです。
よく似た「アギナシ」との区別で、分かりやすいのは「葉の形」です。
オモダカ」の葉の裂片は、下の2枚の裂片が上の1枚の裂片より短いことだそうです。
大・中・小、3枚の葉について、長さを調べてみました。

長さを較べてみたら、やはり「下の裂片の長さ」が1.4倍ほどです。
『長野県植物誌』には「アギナシ」の分布は稀(まれ)と、ありました。
佐久市立野沢中学校校歌、山室静作詞の歌詞に、「オモダカ」が詠まれています。
田んぼに咲く「オモダカは、さながら泥の中から咲く「ハス(蓮)」の花を思わせます。