「ジョウビタキ(尉鶲)」が訪れました。

木陰に「ジョウビタキ(尉鶲)」(20

今朝も、どんより曇り空…。
朝食をすませ、炬燵で寛いでいると、妻が「あれ、あの鳥じゃない?白い紋付の…」
「どれどれ…?」確かに、ずーっと奥のシャクナゲの陰に、赤茶色の腹の鳥が見えました。
これはやっぱり、「ジョウビタキ(尉鶲)」です。カメラを構えようにも、木の間でしかも遠過ぎます。
画像、何回かシャッターを押して、やっと全体が収まりました。
その後、シャッターチャンスを待って根気比べ…。
やっとフェンスの向こうに止まりました。これでやっと、白い紋と灰色の頭が確認できました。

この鳥の特徴を、山岸哲:『野鳥おもしろ雑学事典』から一部引用します。
お辞儀上手の礼儀正しい「紋付鳥」
もう冬が来たなと感じるサインは、誰でもなにかしらあるだろう。
私は、「近くの公園や庭にこの鳥を見かけると、ああ、また冬が来たのだと胸がきゅっと疼く。
鳴き声は、“ヒッ、ヒッ、ヒッ”とか、“カッ、カッ、カッ”という単純なもの。声を頼りに辺りを見渡すと、低い木の中程の枝に、オレンジの小鳥が止まっている。黒い羽に、白い紋をつけた冬鳥、ジョウビタキだ。
(以下略)
今朝は、鳴き声が聞こえませんでした。
なお、ジョウビタキ「尉(じょう)」は、能で、老翁のこと。
灰色の頭が、「老翁」を思わせる…。こんな説もあることを思い出しました。

旧暦、「十月十四日」のお月様です。
今日も曇り空なので、お月さまはあきらめていました。
暗くなっても、月のありかがぼんやりと見えるだけ…。
夜になって、雲の切れ目に、やっと顔を見せてくれました。
(17:25)